祢津西宮にある曹洞宗の寺院、臨川山定津院(じょうしんいん)は60年ほど前に坐禅堂が消失してしまいましたが、今年、再建されました。
1月28,29日の両日、内覧会があったので、見てきました。
1階は会館になっていて、冠婚葬祭の会場にしたり、会議などにも利用してもらえれば嬉しいと副住職さんが仰っていました。
また、瓦には丸の中に月の字があるのがわかりますか?
これは去年の大河ドラマで出てきた真田氏と同じ一族の滋野一族の一流で、祢津の地を治めた祢津氏の紋章です。
定津院は祢津氏により建立され、菩提寺となっていました。
2階が坐禅堂になっていて、35人から70人の人が一斉に坐禅をできます。
曹洞宗なので、壁に向かって坐禅を組みます。黒いのは、坐禅用の座布団です。
まだ、肝心の文殊菩薩像がなかったり、鐘がなかったりしますが、秋にはすべて揃う予定です。
位置関係は山門を上がり、前方にある本堂に対して左手側の新しい建物が坐禅堂です。
年度が改まるくらいから、会館や座禅会で利用ができるようです。
希望の方は寺院にお問い合わせください。