信濃三十三観音・二十八番札所
山号は龍頭山。御本尊は聖観音。現在は無住ですが、住職がいたころは天台宗でした。
地域の皆さんにより、整備、管理されています。
上田市腰越向井にあります。千曲川支流・依田川の東岸にある山中にあります。
腰越公民館向井分館の駐車場がお寺の駐車場を兼ねているようです。(もし、違うと言う情報があればお知らせください。訂正します。)
その裏から歩道が通っていて、南側を目指して歩いて行くと、お寺の入り口に着きます。
と言っても無住の寺なので、看板があるだけです。
お寺のすぐ近くには駐車スペースはありません。
さらに、山を登ろうとすると、鹿よけゲートがあります。
ゲートは調査日の段階では開閉自由でしたが、必ず閉めてと書かれています。
ゲートを抜けると、山を登って行きます。
雨の日は土も流れ、歩き辛いので、天気の良い日に参詣してください。
途中、依田川を見ると、向井地区を見る事が出来ます。
道中はお墓も多く、地区の住民にとって、重要な場所だとわかります。
木霊が出てきそうな林を抜けると、本堂があらわれます。
本堂にはカエデの木もあり、紅葉時期に来ると美しいのではと思います。
また、時期を見て再訪したいです。
そして、裏に目をやると、稲荷社が建っていました。こちらも旗が立てられ、整備されていました。
仔細はわかりませんが、時間を見て文献を当たりたいです。
2020年7月11日 調査
2020年7月12日 執筆
調査・執筆 花岡武彦