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凍霜害後の育成状況

 すっかり新緑でいっぱいになったりんご畑です。

 

 受粉も進み、やっと安心して摘果作業に入る事が出来そうです。

 

 凍霜害がどれほど出たかと言うと、右上写真を見ていただくとわかる様に、葉っぱが黒くなっている部分があります。

 ここは新芽の時に凍みてしまい、変色してしまった部分です。

 このように葉っぱに障害が出ている部分も多数あります。

 そして、実にも沢山の障害が出ています。

 

 中心花が無い物が多く、あったとしても小さかったり、上写真の様に変形していたりと使い物にならない物が多いです。

 ですので、荒摘果は急いでやるべきなのですが、時間をかけて、出来の悪い中心花を取りながら作業しています。

 

 いつも通りの実も多少あり、上写真の右下の物が正常な状態です。2割あれば良い方ではないかと見ています。

 

 果樹類は年に1回勝負なので、いろいろ天災に悩まされますが、致し方ないです。

 

 今年は玉数が少ないのを逆手にとって、大きめのりんごを作る方針です。